北海道から全国へ大いなる挑戦

この度、2022年スーパー耐久シリーズに北海道でTeamを作り北海道生まれのTeamとして参戦する事を決意致しました。
長年１ドライバーとして日本最高峰の耐久レース、スーパー耐久に参戦して参りましたが、北海道のモータースポーツ発展の為、 全国へ挑戦するドライバーの輩出と育成の為、 自身のさらなる成長の為、ここ北海道から全国～へTeamとして挑戦してまいります。
海で隔たれたここ北海道では、全国で行われているレースへの挑戦が大きな壁となっており、どうやって挑戦したら良いか分からないと言う方が多い中、北海道から挑戦する道をもっと多く作るためには、地元に全国参戦するTeamがもっと必要と前から感じていました。
中々形にする事が出来ませんでしたが、ドライバーとしてある程度の年齢に成り、勝手ながら車離れが進んでいる現代において北海道モータースポーツ振興と発展のため尽力したいと思い、私一人が速くなる事よりも北海道全体のモータースポーツ発展のためにも働きたいと思うようになり、このような形を作る事といたしました。
スーパー耐久は、年齢やプロアマ問わず挑戦できる素晴らしいレースです。
1台の車両を数名のドライバーでシェアし、最長24時間レースを戦います。
アマチュアも出場できるとは言え、ある程度の速さと最も大切なプロと戦えるだけのマナーが必要です。
モータスポーツはとても危険なスポーツでも有るため、S耐レベルで完走できるドライバーは他車へのリスペクトと競い合うスキルが必要で、我が者顔で走ると大事故がすぐに置きます。
と言うのも、GT300 で走っている車両と全く同じGT3～フィットまで多種多様な車両が混走し、速度差が時には100キロ近く有ります。
そこで戦うには、モータースポーツと言う物のルール・マナー・スピードがすべて必要になります。
この中で最も大事な物は、ルールとマナーの徹底が大事です。
時には命の危険を感じる事のあるスポーツであるがゆえに、自身のスピード・速さよりも大事なのです。
この厳しく楽しい世界に、北海道からもっと輩出したいのです。
そのスキルをまた北海道に持ち帰り、モータスポーツの楽しさ・厳しさ・ルールやマナーの大切さ
をモータスポーツを楽しんでいる方・これからサーキットデビューしたい方、全国へ挑戦したい若手やベテランの方に伝えて行ってほしいと思っております。